第4回(11月5日)放送内容

ゲスト 石田純一
テーマ 夜景はなぜロマンティックなのか?

恋人たちは美しい夜景に群がりますが、その理由は一体どこにあるのでしょうか?
キラキラと輝くネオンの効果?いいえそうではありません。「夜景」というよりも「暗い」ということ自体が重要なのです。キャンドルライトのバーやレストランも同じこと。
実は、暗闇が男女の恋愛心理にとてつもない影響を及ぼしてしまうのです。「暗闇は、男女の心に火をつけ、恋愛感情をよりいっそう盛り上げる」これが「暗闇理論」です。

この心理を裏づける実験がアメリカで報告されています。そこで次のような驚くべき結果が出されたのです。
5人ずつアットランダムに選んだ男女のグループを、明るい部屋と暗い部屋に1時間閉じ込めて、それぞれがどんな行動をとるかを調べました。
明るい部屋の男女は、1時間あまり動かず、世間話に終始しました。
これに対して暗い部屋では時間がたつにつれ、男女が激しく場所移動を始め、体にさわったり、中には抱き合うカップルまで出現したのです。今回はこれを応用した実験を行います。江角博士は果して「暗闇理論」を立証できるのでしょうか?

暗闇が創りだす恋愛感情。
その引き金を引くのは、自分自身の打ち明け話といわれています。それは「自巳開示」と呼ばれ、その時人は無防備な状態になるのです。相手に自己開示されると、自分もそれに答えて自己開示をし返し、こうして生まれた親密感が、恋に発展するのです。また、暗闇で先に恋におちるのは男性の方が多いという報告もされています。それを裏づけるのが、心理学者へスの実験。へスは同じ女性を写したAとBという2つの写真を男性に見せ、どちらが魅力的に見えるか聞きました。同じ顔のはずなのに、ほとんどの男性がAと答えました。実ば、AはBよりも瞳孔が開いていて、瞳が輝いていたのです。
つまり、暗いところでは当然瞳孔が開いて女性がとても美しく見える。男はその魅力に恋してしまうというわけです。

実験結果


恋愛心理解剖トーク

江角マキコ博士(以下、博士)  
助手ミヤカワ(以下、ミヤカワ)  
サンプル石田(以下、石田

博士 実際のデートの時暗いところで自分が積極的になったり、
あるいは相手が積極的になってくれたなんてことはあります?
石田 暗いとこに連れてくのって、意味ありげすぎてあんまり行かないけどᬢ
でも、
たまに行くかな(笑)
ミヤカワ 行くんじゃないですか!
石田

暗い場所の方が自分をさらけ出せるっていうことだから、
女の子とは、やっぱり
暗い場所に行ったほうがいいんだよ。

博士 そうですね⋯あの⋯(何も言えない)

<一同爆笑>

ミヤカワ 暗闇というのは互いの長所ばかりが目につくという話もありますしね。
石田 うん、それもありますね
ミヤカワ どんな状況で相手が魅力的に見えたことがありますか?
石田 スキー場
ミヤカワ スキー場はだまされますよね〜(笑)
博士 ミヤカワ、それすごい私情入ってない?
ミヤカワ いやー、ゲレンデで会った女は、ゲレンデ以外で会っちゃいけませんよ

<一同爆笑>

石田 そうだ!もっとあるでしょ、テニスコートとか。
ミヤカワ ありますね、それも!
博士 ミヤカワ!
ミヤカワ

すいません、調子に乗って、、、。
石田さんは、夜に出会った女性との
イイ思い出とかってあります?
よく、
夜に出会った女とは夜以外会うなっていうじゃないですか。

石田 夜会って、また会っても全然OKっていうのはありましたよ。
たまたま「次の日の朝も会おうよ」ってことになって。
ミヤカワ 一回別れて、また会ったんですか?
石田

そうそう。
ずっとつながってじゃなくて、「じゃあね」って。

朝の5時くらいに別れて、7時くらいにまた会った
んですけど。

ミヤカワ その2時間はなにをやってたんですか!
その女性は!(笑)
石田

でも5時に別れる時、「7時に会おうね」って約束したわけじゃないですよ。

ミヤカワ あーそうなんですか。
石田

5時に別れるときには「じゃーね、また」って言って、
その時に
電話番号を聞いてたんですよ

博士 で、お互いにそのあと電話をして、
「もう家に着いたかなって」って?
石田

そういうこと。
ただね、彼女に「俺は、すぐ電話するっていうのは
抵抗あるし、
すぐにはかけないから「電話番号教えて」って言ったの。

博士 うんうん。
石田 そのかわり、「20回くらいかけたいって思ったら21回目には本当にかけるからさ、」って言ったら、
「そんなに無理しなくてイイ」って言われたのよ(と照れて、博士の腕をたたく)
博士 あ、痛っ。(なんでたたかれるのという表情、)

<一同爆笑>

ミヤカワ

今ちょっと恥じらったわけですよ、石田さんは。
ムチャクチャ
可愛らしい側面でしたよ(笑)

石田 で、ホントに20回ガマンして、7時に電話したんや!(笑)
博士 いい話です。
ミヤカワ なるほど。ロマンティックですねぇ。
  <石田照れまくり>
ミヤカワ

ところで、お二人は恋の相手に、
どのような自分を見せたいと
思っていますか?

石田 いや、ありのままでいいです。
ミヤカワ

逆にこれだけは見せたくないなという部分もあるじゃないですか。
この自分だけはちょっと見せたくないなとか。

石田 いや、全部見せちゃっていいです。
全部好きになってもらわないと困る
から。
ミヤカワ おっ、全部!
石田

はい。
だけど全部見せて「冗談じゃないよ」って言われることは
多いけどね(笑)

<一同爆笑>

博士

でもその方がはっきりしますよね。

石田 はっきりしててイイですよ。
博士 うん。
ミヤカワ ということはですよ、お二人に質問ですけど、
相手が「いくらつきあってるあなたでも、あたしのココだけは見せないわ」とか
「ぼくのココだけは見せないよ」っていうものがあると、許せないっていうタイプですか?
博士 いや、わたしはそんなことはないですね。
別に
それはそれで彼であるわけだから。
ミヤカワ あーなるほど。
石田 でもぼくは、相手の男性関係男性遍歴とか、、
それはあんまり聞きたくないなあ。
ミヤカワ はいはいはい。
石田 そのへんは言わなくて結構よ、と。
博士 うん。
石田 それで今の彼女が素敵になってるのわかるから、
きっとイイ男だったんだろうなぁとは思うけど
やっぱ悔しいじゃないですか。
っていうか考えるだけでメラメラと来るんですよ。
博士 うーん。
石田

しかもその相手が、例えばですけどテレビに出てくる有名人だと(笑)
そういう人だったりすると、「たまんねーなぁ」みたいな感じで。

博士 でも、それは女心として、わざとやきもちを焼かせたいっていうかー
石田 ええっ!!!!(石田、机をたたき立ち上がる)
ミヤカワ あ、怒ってる石田さん!怒ってますよ!
石田 怒ってないけど、そういうのアリ!?
博士 そういう気持ちって、相手が好きだからこそですよ。
助手もそういう気持ちありますよね?きっと女性っていうのは。
(助手の8割がうなづく)
博士 別に聞かれてないのに、女の子が自分の過去の恋愛について語りだしたとしたら、
それは相手のことを
ホントに好きな証拠だと思っていいと思います。
石田 あ、そうですか。
博士 「やきもち焼かせたい」であったり、
「もっとあたしの方に向いてほしい」とか、
「わたしだってもてるのよ」とか。
ミヤカワ

ハハハハ!

博士

「いままでだっていろんな恋をしたきたのよ」とか、、、、
別にムキになってるわけじゃないんですよ!

<一同爆笑>

ミヤカワ でもわかりますね。
博士 ではですねー、
石田さんにとっての恋愛感、恋愛論をおしえてください。
恋ってなんでしょう?
石田

世界を敵に回しても、やっぱり成し遂げるんだっていう、そういう恋愛があっても俺はいいと思うんだ。
もう、ホント世界中みんな敵に回しても、自分達はやってくんだ、っていうそういう恋愛が。
一つの人生で、そういう恋愛があっても
OKじゃない?それは。

博士 そうですね。
ミヤカワ ロマンティストですね。
石田 そうだねー。
とか言ってるけど、
破滅志向じゃないといいんだけどね(笑)
でもやっぱりロマンは持っていたい。
だからホントは人生もロマンだし、仕事もロマンだし、恋愛はもちろん
ロマンだし。やっぱり絶対ロマンでしょ?
だから何言われたって関係ないよね。
博士 うーん、なるほどね。
石田 自分がそうやって決めていくワケだから。
博士 素敵ですね、その方が。
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