第19回(2月25日)放送内容

ゲスト 寺脇康文
テーマ なぜ好きになるとカセットテープをあげるのか?

恋人たちの風景を演出するのに欠かせない音楽。今回は恋愛と音楽の関係を探ります。
たとえば、好きな人にオリジナルのカセットテープを作ってプレゼントする行為には意外なヒミツが隠されています。
それは、音楽の1/fゆらぎ特性。
1/fゆらぎとは、ある一定の波動を持つ音のこと。一般的に人が心地よいと感じる音を分析すると、必ず1/fゆらぎの波動が見られます。お寺の鐘の音や波の音、教会の讃美歌やお経にもこの特性があります。
この1/fゆらぎにはヒーリング(癒し)の効果があり、人をリラックスさせ脳の中ではα波を出させる。α波が出ることで、人はやさしく相手を受け入れる感情になり、恋のスイッチがONになるのです。
カセットテープを作るのも、自分のお気に入りの音楽を好きな人に聴いて欲しいとか、恋人と過ごす時間に心地よい音楽を共有したいという重いからともいえる。

そこで実験。
A、B、C3人の実験モデルの女の子とそれぞれデートしてもらうのですが、その3回のデートのBGMが毎回違います。
Aの女の子のデートではラップが流れ、Bの女の子の時はジョン・レノン。
Cの女の子の時は「タイタニック」のテーマが流れるといった具合。
その際、寺脇の頭には脳波計がつけられており、脳波の状態も一緒にチェック。
もし恋の1/fゆらぎ理論が正しければ、1/fゆらぎの特性があるBGMの時にα波が噴出するはずで、サンプル寺脇康文はそのデートを一番楽しいと答えるはずです。

実験結果

もっと詳しく知りたい人のために、
「恋愛の科学」の本が出ました!!