博士 |
さっきの実験はちょっと過激でしたね。 |
稲垣 |
そうですね。 |
博士 |
先程、稲垣さんは、実験の結果に何か異議あり、という事でしたが? |
稲垣 |
このままだと、男性が獣じゃないかと。
でも、確かに、性的興奮が下がんなかった僕が悪いですね(笑) |
ミヤカワ |
認めてる(笑)
|
博士 |
もう、真っ赤っ赤でしたね、かなり。 |
ミヤカワ |
では、セックスのムード作りに必要とするのは、どういうことだと思いますか?
|
博士 |
よく雑誌とかに、HOW TO的に書かれたりすることが多いと思いますが、“どうしたら”“どうしたら”“どうしたら”って。
結局みんな、その“どうしたら”に振り回されてるんじゃないかと。
例えば、セックスにしても。
あたしは、2人の中で気持ち良ければどんな事があっても、いいと思うんです。 |
ミヤカワ |
うんうん。
博士みたいに、2人の中で良ければいいんじゃないのっていうのは分かるんですけど、アウトラインが分からないっていうか。
自分はいいと思ってることでも、女性は「それはムード台無し」って思ってることかもしれないじゃないですか。
そういうのは、男はかなり過敏だと思うんですよ。
|
博士 |
それはですね、私女性の代表として言いますと、
そういう事を気にしてるのではなくて、電話に出た行為そのものが
「あっ、私より電話をとるんだぁ」って、私はそういう事だと思うんです。 |
ミヤカワ |
ハハハ(笑)
|
稲垣 |
でも、また掛かってきたら、嫌じゃないですか!? |
ミヤカワ |
そうそうそう、そうです!そうですよ!(得意げ)
|
稲垣 |
ほっといたから、また掛かってきて。 |
ミヤカワ |
(博士に対して)ほ〜ら、見ろー!
|
博士 |
いや、だから「そういう事を考える余裕があるのね、この人」っていう、そういう事に女性は敏感なのではないでしょうか。 |
ミヤカワ |
あっ、痛っ!
|
博士 |
仕事の事とか、いろんな事考えていて、まっすぐこっちを見てもらえてないんじゃないか、っていうね。
で、今ここのベッドにいる時ぐらいは、私だけを見て欲しい、っていう感じだと思いますよ。 |
稲垣 |
常に、受け身だと。 |
ミヤカワ |
私、メガネをしたまま、ワルサをしてたら、
「メガネつけたままってアリ?」って怒られまして。
|
稲垣 |
(笑)それは、おかしいですよ。想像して下さいよ。 |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
でも、よく見たいですしー!
|
博士 |
ハハハハ!!ミヤカワ!(指し棒でミヤカワの頭をペシッと叩く) |
稲垣 |
それは、変えて下さいよ、コンタクトとかに。
メガネはちょっと無神経すぎますよ(笑) |
ミヤカワ |
あっそうですか。取るべきですか?
|
稲垣 |
それは、“靴下履いたまま”と同じくらいのレベルで、無神経。 |
ミヤカワ |
あーそうですか。
|
博士 |
それはよくないと思うよ、ミヤカワ。 |
ミヤカワ |
じゃあ、女性がイヤリングとかピアスとかつけたままなのは、どうなの?稲垣さん!
|
稲垣 |
普段のままの姿でそういうことをいたしてる、という男性的な興奮もあるんじゃないですか? |
ミヤカワ |
なるほど。女性の味方的発言が多いですね。
|
稲垣 |
(笑) |
ミヤカワ |
じゃあ、許すんですね?
「ネックレス取れよ」とか言わないんですね?
|
稲垣 |
大きさとかにもよると思うんですけどねー(笑) |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
じゃあ次に、セックス中にしゃべる内容とかは、どうですかね。
こういう事だけは言ってくれるな、みたいな事はありますか?
|
博士 |
それは、だって普通に考えてさあ、あるじゃん、一応。 |
ミヤカワ |
い、いや、あるじゃんって言われましても、、、、、
|
稲垣 |
分からないですよね、それは聞かないと(笑) |
博士 |
でも、そんなにしゃべる人いないんじゃないですか? |
稲垣 |
さっきのVTR(実験の際に見たアダルトビデオ)の言葉ぐらいはどうですか? |
博士 |
あの、こういうアダルトビデオの影響ってかなりある! |
稲垣 |
悪影響ってことですね。 |
博士 |
(ひそひそ声で)例えばよ、声の出し方とかも、
「イク」とか「イカない」とか、そういう事においても、結構そのことだけに捕われてるんじゃないのかなあ。
これだけ声を出さないと、男の人は喜ばないんじゃないか、とかそういうのない? |
稲垣 |
うんうんうん(微笑) |
博士 |
彼の前でついつい演技をしているんじゃないか、とか。 |
稲垣 |
(ひそひそ声で)ハイハイハイ・・・・ |
博士 |
本当はそんなに声を出したくないのに出してるんじゃないか、とか。あれって全部ああいうビデオの影響なんじゃないの? |
ミヤカワ |
ちょっと待って。って事は、博士はあんまり声は出さないの?
|
博士 |
だって、今のビデオ、なんかちょっと出し過ぎ、すごくない? |
稲垣 |
うーん。 |
ミヤカワ |
いや。
|
博士 |
エッ!? |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
なんつうかなあ、普通。
|
博士 |
うそでしょー(笑) |
稲垣 |
(笑) |
ミヤカワ |
女性の声の大きさは、男の誉れ度合にも比例しますからね。
|
博士 |
あっ、そういう意味—!? |
ミヤカワ |
それもありますね。
|
博士 |
えっ、じゃあ何、声でそういうの判断してるの、男の人って? |
稲垣 |
声って出そうと思って出す訳じゃないでしょ?
「出ちゃう」って事じゃないですか、声が。
思わず出ちゃう、って事は、そこまで男として貢献してるんじゃないか、っていう・・・・そういう事ですよね、訳すと(笑) |
ミヤカワ |
そうです、そうです。そういう事です。直訳すると。
|
博士 |
ただ、そういうものを誇大表現したものが、ああいうビデオだったりするじゃないですか。
本当はもっと自然に言うと、声とかそういう事じゃなかったりするのに。 |
ミヤカワ |
違う!は〜(ため息)
|
博士 |
なんでため息つくの!?(笑) |
ミヤカワ |
違いますよ、博士。
だから、女性が演技するしないに関わらず、“声をあげる”という事は、「気持ちいいですよ」っていう呼応ですよね?
|
稲垣 |
うん。それに、逆の立場もあるじゃないですか。
女性が男性の声を聞いて、「喜んでもらえてるんだろうな」とかそういうのはないんですか、逆に? |
博士 |
それはありますね。 |
ミヤカワ |
でしょ?(笑)
|
稲垣 |
それと一緒じゃないですか。 |
博士 |
そうか・・・いや、でも待って。
男の人がさっきのビデオの女の人ほど、いくら感じてるよっていう声をあげたとしても、それは私、ひく!
男の人、そういうのない? |
ミヤカワ |
あんなには出しません、普通の男は(笑)
|
|
<一同爆笑> |
稲垣 |
あと、視覚的な問題で、明るさとか明かりとか、そういった事はどうなんでしょうかねー?
男は、あんまり真っ暗で何も見えないと・・・。
ミヤカワさんも、メガネかけるぐらいですからー(笑) |
ミヤカワ |
そう、そう、そうです。見たいっス。
|
稲垣 |
まっ、このスタジオぐらい明るいのは、あり得ないと思うんですけどね。 |
ミヤカワ |
あり得ないんですか?明るすぎですか、これは?
|
稲垣 |
いや、僕は嫌じゃないですけどね。(笑)
その辺はどうなんですかね?博士。 |
博士 |
女性っていうのは、やはりそういう事をすごく気にするんですねー。
体を開くっていう事は、イコール心を開くっていう事であり、その為にはあまり明るい部屋よりはですね、
そうですね・・・・ロウソウの光ぐらいが一番適してるんじゃないでしょうかね。 |
ミヤカワ |
(笑)ロウソクのもとでした事はないんですけど。
|
稲垣 |
やけどしたら大変ですよね(笑) |
博士 |
やっぱり自分が一番キレイに見えてるであろう、ちょっと薄明るい方が、より大胆に、より激しく。 |
稲垣 |
相手にどう見られるか、って事も大切って事ですよね? |
博士 |
もちろんです。
だから、そういうムード作りっていうのは、やっぱり大切なんじゃないでしょうかね。 |
稲垣 |
女の子!(ちゃかして) |
博士 |
(照)ちょっと待って。もう一回言って。もう一回。 |
稲垣 |
女の子! |
博士 |
(照れて笑っている) |
ミヤカワ |
何、照れてんですか?
|
博士 |
(ミヤカワの頭をペシッと叩く) |
ミヤカワ |
いてぇ!喜んでんじゃないですか!
何、もう一回言って、もう一回言って、って。
|
稲垣 |
(ちゃかして)可愛いね。知らなかったよ(笑) |
博士 |
あのですね、あの・・・・私はロウソク好きです。 |
|
<一同大ウケ> |
ミヤカワ |
ちょっと待ってくれよ!!(笑)
そこだけ聞いたら、SMファンですよ。
|
博士 |
ねぇ、そういうの言おうよ!一人一つずつ、せっかくだから(笑)
「僕はこういうのが好き」って。曖昧で、別に説明いらないから。 |
ミヤカワ |
はい。僕は、氷。
|
|
<一同爆笑> |
博士 |
ハハハハハハ!(立ち上がって笑っている) |
ミヤカワ |
氷を背中に、、、映画『ナイン・ハーフ』作戦!
|
博士 |
作戦なんだ(笑)なるほどね。 |
ミヤカワ |
稲垣さんは?
|
稲垣 |
うーん、寒い方がいいですかね。 |
ミヤカワ |
アウトドア!?
|
稲垣 |
(笑)いや、あんまり暑いのとか、汗かたりとかっていうのは・・・ |
博士 |
汗似合わないですね。 |
稲垣 |
僕が基本的に、暑いの嫌いっていうのもあるんですけど。 |
ミヤカワ |
うんうん。
|
稲垣 |
温度にはこだわるかもしれない(笑) |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
熱帯魚みたいですね(笑)
|
博士 |
湿度と温度にはかなり敏感ですね。 |
|
<ここで、セックス心理実験>
このテストで分かるのは、2つの「セックスに対する潜在的な欲求」です。
まずは、「セックスのエネルギーの大きさ」について。
稲垣は、「持続力が強く、しつこいタイプ」
博士は「現在欲求不満」と言われ、、、、 |
|
|
<全員大爆笑/博士・稲垣は立ち上がって笑っている> |
博士 |
(稲垣に耳打ちして)当たってる・・・・ |
稲垣 |
そんなこと言わないの!
小さい声で言ったって、聞こえるんだから。 |
博士 |
はい。えー本当—!? |
ミヤカワ |
いや、「本当ー」じゃなくて、欲求不満なんですね?博士。
|
稲垣 |
いつでも言ってよ(笑) |
博士 |
(わざと真剣な顔つきに戻して) |
ミヤカワ |
キリリとしてるぞー(笑)
|
|
もうひとつ分かるのは、「あなたがセックスに対してどう思っているか」です。
稲垣は「美しい」と思っているという結果になり |
|
博士 |
素晴らしい! |
ミヤカワ |
頭では、美しいものだと思っている。
|
博士 |
(指し棒で稲垣をツンツン突付いて、ちゃかす) |
稲垣 |
やめて下さい(笑) |
ミヤカワ |
そして、博士は「逃げろ!」と思っている。
|
博士 |
ハハハハハ!(笑) |
ミヤカワ |
何それ!?セックスをどう思っているかですよ。「逃げろ」?
|
博士 |
それとこれとは、関係ありません。 |
ミヤカワ |
じゃあ、今まで博士は逃げ続けてきた訳ではないんですね?
|
博士 |
はい! |
ミヤカワ |
だけど、欲求不満ではある?
|
博士 |
はい!(間があって)いや、違います! |
ミヤカワ |
開き直ればいいと思ってませんか?
|
|
<一同大爆笑> |
ミヤカワ |
それでは、セックスの疑問の第二位について解明してみましょう。
こちらです。「『イク』とはどういうことか?」
|
博士 |
アメリカでは「カモン(come on)」「クル」っていう。
この違いは、何なのか? |
ミヤカワ |
日本は「イク」のに、何故向こうは「クル」のか?
|
稲垣 |
そういえば、逆ですね。 |
ミヤカワ |
そちらの疑問を解明するために、
私よその国では一体何て言ってるのか、調べまくりました。
|
博士 |
そうですか。 |
|
<『世界イク・クル分布図』ボードが登場> |
稲垣 |
すごい、すごい。何だこれ! |
ミヤカワ |
『世界イク・クル分布図』。
|
Na |
世界各国の女性達は、オーガズムの瞬間どんな言葉を発しているのか、徹底的に調査しました。
まず、日本は「行く!」
アルゼンチンも「行く!」(me voy:メボイ)
ブラジルは「行ってる」(estou indo:エストオ インドオ)
インドネシアは、願望「行きたい!」
(Aku mau purgi:アク マウ プルギ)
ガーナは「行きましょう!」(yenko:イエンコ)
一方、「来る」の代表は、アメリカ。
レバノンも「来る」。(ジウトウ)
イタリアも「来る」。(vengo:ヴェンゴ)
イランも「来る」。(miyad:ミヤ)
少し違って、インドでは「こっち来て」。
(idhar aieya:イデラ アイエ)
ロシアは「終わりそう!」(カンチャーヤ)
ポルトガルは「着いた!」(ジャシェゲイ)
何故か、韓国は疑問形「やった?」(サッソ)
|
博士 |
「やった?」 |
稲垣 |
ど、ど、どういう「やった?」なんでしょうね?(笑) |
ミヤカワ |
やってる最中に「やった?」って聞いても、
「やってんだよ、今」って事ですよね(笑)
|
|
<一同爆笑> |
博士 |
「やった?」 |
ミヤカワ |
「今やってる、今やってる」 |
博士 |
話が終わんないね(笑)
|
ミヤカワ |
そうですよね。
|
博士 |
なるほどね。これだけ違うんですね。 |
ミヤカワ |
英語で「come:カム」を使うのは、「come to heaven」で、頂点に達するという意味。
日本人が「イク」という言葉を使い始めたのは、江戸時代だそうです。
「気がいく」「心がいく」という意味で、井原西鶴も使っている。
|
稲垣 |
フーム。 |
ミヤカワ |
「イク」には、魂が体から出て行く、という意味もあるそうです。
|
博士 |
うーん、なるほどね。 |
ミヤカワ |
稲垣さんは女性が「イク」という事に関しては、どう思ってますか?
|
稲垣 |
目に見えないものですしね、男と違って。
だから正直なところ分からない。 |
博士 |
「イク」っていう現象の定義も、すごい曖昧ですよねえ。 |
ミヤカワ |
でも、「イク」「イカない」で悩んでる人が結構多いという話をお伺いしました。
今度は、あくまでも科学の立場から「イク」という事が、どういう意味を持っているのか、アプローチしてみました。
こちらをご覧下さい、どうぞ。
|
|
VTR:「セックスにおいて、女性が『イク』ことは、本当に大切なことか?」
そもそも科学的に「イク」とは血圧、発汗、脳波、脈拍などの数値がピークから下がっていく状態である。
しかし、これはあくまでも体に起きる現象をとらえているに過ぎない。
それよりも、女性のセックスにおいては、もっと重要な事がある。
それは、男性に乳房や性器を触られたり、愛撫されたりすることを、「気持ちいい」「心地良い」と感じる事、それだけである。
それは、何故か?
女性が性的な気持ち良さを感じると、、、
→脳下垂体からオキシトシンという神経ホルモンが分泌される →子宮が収縮、精子の受け入れ準備を開始
→ぜん動運動(精子を確実に子宮へ送りこもうとする運動)が始まるつまり、ちょっとした気持ち良さや心地良さを感じ、オキシトシンさえ分泌されていれば、そのセックスは女性にとって有意義で素晴らしいものなのである。
|
|
稲垣 |
うーん。 |
博士 |
まさしくそうですね。素直に感じる。
女性というのは、例えばバストを触られたりとかっていうふうに、性行為そのものに至るまでに、気持ちいいって事が感じられた時点で、もう体が変化し始めてるんですね。 |
ミヤカワ |
ほうほう。
|
博士 |
膣が収縮を始めてるんです。
少しでも確率高く、自分の子宮に精子を送り届ける準備を、もう体がしている。
それってすごく神秘的なことですね。 |
ミヤカワ |
ということは「イク」という事は、必要ない?
|
博士 |
だから「イク」「イカない」を気にするよりも今気持ちいいんだってことを相手に伝えること。
やっぱり素直になること。
体だけでなく、心も裸になってみると、例えば「もっとこうしたら気持ちいいわ」って事も、すごく自然に言えるかもしれないし。
で、それが、すごく気持ち良くなった時に、リラックスできた状態で、何か今まで味わったことのない、新しいことが起きるかもしれないですね。 |
ミヤカワ |
そうか。
一生「イク」という事を経験しないで人生を終える女性も
それほど不幸ではない、という事なんですかね?
|
博士 |
もちろんです。 |
ミヤカワ |
ああ、そうですか。
|
稲垣 |
確かに、「イク」って男の価値感かもしれないですね。
それを押しつけ過ぎて女性が意識しすぎちゃうかもしれないし、
男も意識しすぎちゃうかもしれないし。 |
博士 |
うんうん。 |
ミヤカワ |
でも男性は、やっぱり、女性を「イク」という状態にいたらすことができなかった時、申し訳ないなと思いますよね?
|
博士 |
ああ、そうですか。 |
ミヤカワ |
ええ。あのー謝ったりしますよ(笑)
|
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
「スマン!」かなんか言って。
|
稲垣 |
そしたら、相手は何て言うんですか?(笑) |
ミヤカワ |
いやあ、黙っていたりしますねえ(笑)
僕は、うがい薬を持ち歩いてるんですね。
セックスの直後にうがいして、ブッ飛ばされそうになったことがあって、、、「何考えてんだ!」って。
|
|
<一同爆笑> |
博士 |
でもさ、今思ったんだけど、いろいろミヤカワ失敗してるけど、
その都度、彼女がちゃんと怒ってくれてるでしょ。 |
稲垣 |
そうだね。素敵な、いい相手なんですよ。 |
博士 |
それは素晴らしいことよ。 |
ミヤカワ |
あっ、そうですか。
|
稲垣 |
もう、うがいしないもんね?(子供をあやすように) |
ミヤカワ |
しませんねー。絶対しないです。
|
稲垣 |
もう、覚えたもんね。 |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
それでは、セックスの疑問第一位に参りたいと思います。
「オナニーは良いこと?悪いこと?」
|
稲垣 |
はあー。(ちょっとため息)ハハハ! |
博士 |
いやあ、男の人は悪い事っていう意識はあまりないと思うんですね。
しかし女性の場合はですね、そういうことを友達同士で話す機会もなく、
「私って変かなぁ?」って、そういうこと考えてる人、多いんですね。 |
ミヤカワ |
例えば、SMAPのメンバーと、そういう話したことあります?
|
稲垣 |
いや、ありえないですね。
あーでも、みんなはしてんのかなあ?分かんないけど(笑) |
|
<一同大爆笑> |
博士 |
それが悪いことだって思ってるのは、女性に圧倒的に多いんで、
私は女性に「そんなことないよ」って事を言いたいんですけれども。
こちらをご覧になって頂きたいと思います。
オナニーが女性に良い理由。
(フリップを見せて)「セックスの準備」膣内の粘液の流れを増大させることで男性のペニスを受け入れやすくする。
その練習ってことです。 |
稲垣 |
この行為の前に、って事ではないですよね。 |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
ハハハハハ。そんな(笑)稲垣さんは、
そこまでスタンバイさせますか?女性に。
そのぐらい協力しましょうよ、我々も(笑)
|
稲垣 |
(「しまった!」という笑い)分かってる。ごめん、ごめん。
そういうことじゃなくて、このフリップの言葉がね、ストレートだったんで・・・ |
ミヤカワ |
びっくりしちゃった、今(笑)
|
博士 |
つまり、男性と違いまして、自分の体がどういう変化をきたしてるのか、ってその時になっても女性は分かりませんからね。
そして、2番目に「感染症の回避」。 |
ミヤカワ |
はい。
|
博士 |
膣内の粘液の流れによって、病原体を運び出す。
さらに粘液の酸性度を高めるので、病原体を殺すことができる。
ですから、体がオナニーをしてしまうんです。 |
稲垣 |
うーん。 |
ミヤカワ |
(笑)してしまうんですか?
|
博士 |
してしまうんです。自分を守るために。 |
稲垣 |
うん。 |
博士 |
みんなそうだと思います。
そういうこと、したことないって人は、私いないと思うんですね。 |
ミヤカワ |
あっららららら!?(驚)
|
博士 |
大体の人が、自分の体を触る行為はしてると思います。
でも、それを「何でしたの?」って聞かれても、
「分かんない。なんとなくしちゃた」それが絶対最初だと思うんですよ。
本能的な何かがそうさせてる。 |
ミヤカワ |
はあ。バイ菌ださなきゃ、と。
|
博士 |
体のどこかがね。そして、3つ目は「メンタルケア」。
セックスへの不満を解消したり、寂しい時、イライラする時、眠れない時のストレス解消。 |
ミヤカワ |
フフフフフ(笑)
|
稲垣 |
これは男にも言えるかもしれないですね、もしかしたら。 |
博士 |
そうですね。 |
ミヤカワ |
ふーん。え!?という事は、
稲垣さんはストレスがたまった時にするんですか?
|
稲垣 |
(笑)いや、まあ、、、、、(崩れ落ちる) |
ミヤカワ |
ストレスたまった時にするかなあ?
|
稲垣 |
いや、ごめんなさい(笑)そういうことじゃなくて。
僕、一言ひっかかったのが、「眠れない時」。 |
ミヤカワ |
あっ、眠れない時するんですか!稲垣さんは!
|
|
<一同大爆笑> |
ミヤカワ |
「やっべえ、明日早起きしなきゃいけないのに、ぜんぜん寝つけないや、あっ、そうだ。いいこと思い付いた!」ってするんですか?
|
稲垣 |
(大爆笑しながら、博士の指し棒でミヤカワの頭をたたく) |
ミヤカワ |
いてっ。
|
博士 |
いいですよ。やっちゃって下さい。 |
ミヤカワ |
寝つけない時にするんですね?
|
稲垣 |
まあでも・・・男ですからね。
そりゃあまあ、当たり前のように、、、、、 |
博士 |
私は、女性がそういう事するっていうのも、賛成派ですね。 |
稲垣 |
賛成派? |
博士 |
ええ。決して悪いことではない。 |
稲垣 |
男性のオナニーはどうですか?女性から見て。
さっきのアダルトビデオだったりとか、写真だったりとか、視覚的なもので、男がそういうことするとして。
ジェラシーまでいかないかもしれないけれど。 |
博士 |
それはある! |
稲垣 |
ある!? |
博士 |
あのね、女性って例えばオナニーする時も、自分の好きな彼とか、身近だと思うんですよ。
でも男性っていうのは、絶対彼女とかじゃない、とか言うじゃないですか、それは不思議だよね。 |
ミヤカワ |
そんなのだって、
「直にできるものをなんで“おかず”にしなきゃいけないんだよ!冗談じゃないよ!自由だろ、想像ぐらい!」って事じゃないですか。
|
|
<一同爆笑> |
博士 |
そこに自由を求めてるんですね(笑) |
ミヤカワ |
彼女のことを考えてオナニーしたことありますか?
吾郎さんは?
|
稲垣 |
ないとは言わないですね。 |
ミヤカワ |
ああ、そうですか。
|
稲垣 |
ただ、圧倒的に違う方が多いとは思うんですけど。 |
博士 |
ハハハハハ! |
|
<一同爆笑> |
ミヤカワ |
ほーら、やったあ!よかったあ!!セーフ。
|
稲垣 |
でも、それだけは男として許して下さいっていうのも変ですけど(笑) それはしょうがないんじゃないですか。
動物のオス、メスの違いですから。
あとは、最小限のエチケットとして、女性にそれはバレちゃいけないですね。
そういう具体的なもの、アダルトビデオとか、、、、それはエチケットでしょうね。 |
ミヤカワ |
片付けとく、っていうことですね。
|
稲垣 |
うーん。 |
ミヤカワ |
じゃあ博士は、自分のこと想像してそういうことされるの、
うれしいですか?
|
博士 |
そりゃあうれしいと思いますよ、女性は。 |
ミヤカワ |
ものすごいんですよ。
ものすごいことさせられてるんですよ、想像の中では。
|
稲垣 |
(笑)自由ですからね、想像の中では。
王様ですからね、男は(笑) |
|
<一同大爆笑> |
博士 |
では、稲垣さんにとって、恋愛とは何ですか? |
稲垣 |
恋愛って、何か携帯電話みたいだなって。
もちろんお互い会話をして、時には一人になって充電することも必要だし、し過ぎたら過充電といって、壊れてしまいますしね。
壊れたらもちろん、とり変えられちゃう訳だし。
電波が3本立ってたとしても、相手は1本かもしれないし。
それは、絶対分からないですからね、相手のが何本立ってるかというのは。
で、片っぽが切れちゃったら終わりだし。 |
ミヤカワ |
うーん。恋は携帯電話のごとし。
|
博士 |
深いですね。稲垣さんらしいですね。 |
稲垣 |
そうですか? |
博士 |
うーん、とっても。
じゃあ、稲垣さんにとってセックスとは何でしょう? |
稲垣 |
うーん・・・・とても美しいことであって、とても神秘的なことであって、だけどそこにはいろんな罠が隠されてあったりとか。
例えば、女性だったら自意識のエゴだったりとか、男性はその目的に対してのエゴだったりとか。
だから、神聖な罠というかですね。 |
博士 |
うーん。美しい罠である、という事ですね。 |
稲垣 |
うんうん。 |
博士 |
そうですね。まあ、今回はセックスと恋愛について話してきましたが、一つこれだけは言っておきたいんですけども。
最近ピルも解禁になりまして、私は「いいのかなあ」っていう疑問を持ってるんですよね。
ムードを壊すからって避妊をしなかったり、コンドームを付けるっていう行為を、なんとなくないがしろにしてしまったり。
私はむしろ、「ムードに流されないで!」っていう事をすごく女性に言いたい。 |
稲垣 |
男の立場から言うと、コンドームというのも非常に微妙ですよね?
そのー、雰囲気を壊してしまうとか・・・・
でもどうしてもそれには要する時間もある訳だし、でもやっぱり大切な事ですよね。 |
博士 |
ついつい気持ち良さとか雰囲気とか、そういう事を気にしすぎっていうのかなあ。
例えば、今セックスにおいて、いろんな事があるじゃないですか。
必ずしも好きな人とだけセックスしてるとは限らないような現状があるじゃないですか。
でも、本当に女の子はどっかで、頭に入れておかなきゃいけないのは、
どんな気持ちであれ、どんな相手であれ、体はもう受け入れるように働いてる、そういう神秘的で大切な事だっていう事を やっぱり忘れちゃいけないと思うんですね。 |
稲垣 |
うんうん。 |
博士 |
本当に愛すべき人と愛あるセックスを。
私はそういう事を忘れちゃいけないと思うし、思いやりがあって、
お互い素直になれるセックス、恋愛というものが素敵だなあと思いますね・・・・うん。
さて、今夜は長い間しゃべりましたが、稲垣さんって、私はとっても男性らしい、すごい男らしい人だなあって思いましたね。 |
ミヤカワ |
どういうところで?
|
博士 |
まあ、まず火山の噴火(恋愛心理実験の答え)の絵をみた時に。 |
稲垣 |
ハハハハハハ! |
|
<一同大爆笑> |
|
|
|