木村佳乃(以下、佳乃)
ユースケ・サンタマリア(以下、ユースケ)
水野先生(以下、水野) |
ユースケ |
それじゃあ、佳乃くん、
今日佳乃くんが先生に聞きたい質問っていうのは、一体どういうことかな? |
佳乃 |
愛は距離に勝てるのか?勝てないのか?
先生、いかがお思いになりますか? |
水野 |
(家庭教師風にはめていたメガネをかっこよくはずしながら)私はですね、、、 |
ユースケ |
メガネ、はずしましたね!!(笑) |
水野 |
「誘惑が少ない環境で、相手がマメで、
なおかつ二人の間に強い絆があれば、愛は距離に勝てる説」 |
ユースケ |
また、えらい長い説ですけれども、、、 |
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<一同爆笑>
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佳乃 |
どういうことなんですか?誘惑が、、、? |
水野 |
誘惑が少ない環境。
だから、例えばこう (と、さし棒で机の端と端をさしながら)Aに彼がいて、彼女はBにいるとして。 |
ユースケ |
Aこっちがさみしい所で、繁華街がちらちらとあると |
水野 |
近くに女の子がいたりとかして、
「さみしいな、さみしいな、彼女は近くにいないんだな」って、
他の娘にコロッと行っちゃいそうっていうのが、誘惑が多い環境で。 |
佳乃 |
うんうん。 |
水野 |
なおかつマメである。 |
ユースケ |
それは、お互いがですか? |
水野 |
私が基本的にマメだと思うんですよね。 |
ユースケ |
自分はマメだと? |
水野 |
だけど、やっぱりキャッチボールだと思うんですよ、恋愛は。
で、こっちがポンポン、ポンポン投げてるのに、受け止めてくれないと、
だんだん投げることがむなしくなっちゃうような気がするんですよ。 |
ユースケ |
なってきますよね。
どれ投げても取ってくれないとか、、、 |
佳乃 |
例えば、電話してもぜんぜん掛け返してくれなかったりとか。 |
ユースケ |
あと、あまりに暴投を投げてもね、
向こうが取れないとか、そういうこともありますから(笑) |
水野 |
ハッハッハッハッ、もしかして
私、暴投してたんでしょうか? |
ユースケ |
それはもう分かんないですけれども、、、、 |
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<一同爆笑>
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ユースケ |
さてここで、我が社が自信を持ってお届けする「*カテキョスケール」というのが、ありまして、、、 |
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*カテキョスケール・・・どのくらい遠距離に耐えられるか、を計るもの。
東京から近い順に並べられた7つの都市の中で、どこまでが耐えられるか、を答えてもらいました。
(東京23区/名古屋/大阪/大分/香港/
ロンドン/南極) |
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水野 |
(フリップをみた途端)私は、ロンドンまでかな? |
ユースケ |
先生、聞いてもないのにすぐに答えてしまいましたね、今(笑)。
ロンドンまでいける? |
水野 |
いけると思う。
だって、これだけ電話とかファックスとかメールとか発達してるから。 |
佳乃 |
そうですよねー。 |
ユースケ |
今の時代はね、いろいろありますから。 |
佳乃 |
私はね、南極! |
ユースケ |
うっ!!南極!? |
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<一同爆笑>
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佳乃 |
はい、先生 |
水野 |
南極? |
佳乃 |
なんか距離って関係ない気がしてしまうんですよね、先生。 |
ユースケ |
でも、会えないんですよ。 |
佳乃 |
でも、こう距離があってもなくても、ダメなものはダメになるし、
続くものは続くんじゃないかなあと、思ってしまうんですよね。 |
ユースケ |
佳乃くん、すごい極論を言ったよね |
水野 |
するどいところ、ついてきたね(笑) |
ユースケ |
それ言っちゃおしまいじゃないか!!確かにそうなんだよ。 |
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<一同爆笑>
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ユースケ |
さっきからね、話聞いてると、先生さも自分がね、
すごい経験してきたような感覚で言ってらっしゃるんですがー、、、
ぼく小耳にはさんだんですが、
先生!なんか遠距離恋愛の経験がありそうな感じがするんですが、どうなんでしょう? |
佳乃 |
そうなんですか、先生? |
水野 |
私は東京で、相手はデンマークに、、、、 |
ユースケ |
デンマーク!? |
佳乃 |
外国の方?デンマーク人?? |
ユースケ |
(佳乃の発言に)ハハハハハハ!! |
水野 |
ううん、全然日本人。 |
佳乃 |
ああ、お仕事で? |
水野 |
仕事で行ってて、
だけどやっぱり、戻ってきてから終わりました。 |
ユースケ |
終わったんですか? |
水野 |
だけど、もう時間も少し経ったし、
自分の中で消化しきれたから、今は話せるんですけど。 |
ユースケ |
こうやって話せるんだぁ。 |
水野 |
離れてる時は、それはそれでうまくいってた。
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ユースケ |
うんうん。
「美化する」じゃないですけれども、
会えない分やっぱり思いが募るってあるじゃないですか? |
水野 |
そうそうそう、それはあるかもね。 |
佳乃 |
あー、そうかあ。その間は、手紙とかメールとか?
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水野 |
電話中心だったんだけど、向こう(デンマーク)は夜がわりと長い、、、 |
ユースケ |
日本に比べるとね、全然長い。 |
水野 |
そう、わりと夜は食事したりとか、ずーっと遅くまで接待とかいろいろあると、
彼いるかなあと思って電話かけたら、やっぱりいなかったりー |
ユースケ |
自分がちょうどいい時間だと、向こうにかけたら朝の4時とかね。 |
水野 |
そうそう、やっぱその
時差はけっこう辛かったなぁ。
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ユースケ |
それは大変ですね。 |
水野 |
あと、手紙書くじゃない。
たまたまその時たしか、あの子の誕生日があったのかな?
で、やっぱり花束は送れないから、
花を持ってる私の絵とかね、
あー、今考えるとなんてかわいいんだー!!
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ユースケ |
オイ!オイ!オーイ!!!
まいったなあ、こりゃあ(笑)
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<一同爆笑>
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水野 |
もう今の私は絶対できないけれども、、、 |
ユースケ |
いや、いーじゃないですか。 |
佳乃 |
気が付きました?家庭教師センターの方! |
ユースケ |
なに!!
『ユースケさん』て呼んでくれって言ってんだよ |
佳乃 |
さっきから水野先生は、前付き合ってた、そのデンマークにいて遠距離恋愛をなさって
た方を呼ぶ時に、
『あの子』っておっしゃってるんですよ!! |
水野 |
あー!! |
佳乃 |
年下だったんですね?(笑) |
ユースケ |
いいところに気が付いたな、オイ。
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水野 |
するどいねー。(笑) |
ユースケ |
佳乃くん、するどいねー。 |
佳乃 |
まかしてください!!
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ユースケ |
年下だあ!!間違いない!!! |
水野 |
(メチャクチャ笑っている)
けっこうするどいねー、この生徒は!
ボーッとしてるようで(笑) |
ユースケ |
いや、ちゃんと鋭いとこ、突いてきますから。 |
佳乃 |
ありがとうございます!! |
水野 |
(照れながら)突いてるねー!!!(笑)
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ユースケ |
ところで先生、
好きな男性のタイプって、どんなんすか? |
水野 |
英語の話せる日本人!!(笑)
外国に行った時に、自分が困ったりした時に、フッと助けてくれたり、、、
『百科事典みたいな人』の中に含まれるかも。 |
ユースケ |
ちょっと待ってください、
何?『百科事典みたいな人』???(笑) |
水野 |
『英語の辞典』が『百科事典』になっちゃったから。
ハハハハ |
ユースケ |
もっとデッカくなったんだ。
英語どころかいろんなことを知ってるやつ?
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水野 |
そう。
あとは、生命力のある人。 |
佳乃 |
生命力?? |
水野 |
だから、地震があったりとか、そういう時に、、、 |
ユースケ |
「おーい、こっちだあ。火をたいてやらあ!!」みたいな? |
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<一同爆笑>
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水野 |
そうそうそう。(笑) |
佳乃 |
サバイバルもできる。 |
ユースケ |
燃やすぜえ、みたいな(笑) |
水野 |
うん、それから運動神経がいい人。
私の子供が運動会で、ビリッケツだったら、、、、
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ユースケ |
やだな、と? |
水野 |
あー、私、なんて声かければいいのかな?とか。 |
ユースケ |
すごいこまかいとこまで考えてますね。 |
佳乃 |
すごい考えますね(笑) |
水野 |
本当に、でもこまかーいことまでね、すごい想像がはたらいちゃうんですよね。 |
ユースケ |
でもね、聞いててね、
ある1人の人物の顔が浮かんだんですよ。 |
水野 |
えーえーえー誰? |
ユースケ |
オレ!!! |
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<一同大爆笑>
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佳乃 |
アッハッハッハッハッ、先生!!
家庭教師センターの方なんで、いけないんですよ、
そうやって先生に手を出しちゃあ。 |
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<水野、佳乃とくっついて、ユースケからはなれるようにして>
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水野 |
そう、この辺りは一線を画さないと!(笑) |
佳乃 |
はい、そうなんです!! |
ユースケ |
なんで、いつもこんな事になるのかな!! |
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<一同爆笑>
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