木村佳乃(以下、佳乃)
ユースケ・サンタマリア(以下、ユースケ)
永井先生(以下、永井) |
ユースケ |
今日、先生に説いて欲しい恋愛の問題というのは、どういうことなの? |
佳乃 |
はい。今日はスゴク難しいです。
ちょっと予習してきたんで、こちらをご覧下さい。 |
VTR『浮気はどこまで許せるか?』
街での浮気に対する意識調査!
浮気と考えられる行動を8段階にランクづけし
男女100人に聞いてみた
<男性> <女性>
・電話番号を聞く →36人
5人
・メールのやりとり →13人 5人
・ごはんを食べに行く
→7人 17人
・一回飲みに行く →10人 20人
・何度も飲みに行く →12人 19人
・キス
→5人 9人
・一回だけエッチ
→6人 22人
・何度もエッチ →1人
3人
結果:女性の方が浮気に寛容!!
|
|
永井 |
凄いビックリしました。
1回エッチはオッケーなんだって。(笑) |
ユースケ |
どこまで許せますか?
浮気スケールってやつね(8段階のランクづけ)
これを二人にやって欲しいなって思いまして、
まずは、佳乃くんの方から、どこまでなら許せる? |
佳乃 |
私、今回はココ!
(8段階からすぐに“電話番号を聞く”を選ぶ) |
ユースケ |
早いね!今回は!
え!?
電話番号を聞くのも許さない? |
佳乃 |
仕事上の関わりじゃなくてって事ですよね?
|
ユースケ |
うん |
佳乃 |
ちょっと、やっぱり、嫌ですね。
浮気って本気なんじゃないんですか? |
永井 |
いい質問ですねぇ~ |
ユースケ |
いきなり核心を突くような質問だ~!! |
|
<一同爆笑> |
永井 |
でもね、私も基本的にはねぇ、佳乃ちゃんと一緒なの。
(“電話番号を聞く”) |
佳乃 |
<拍手> |
永井 |
だけどね、一番右でもあるの。(“何度もエッチ”) |
ユースケ |
え!?何度もエッチ!?
こ、これ、エライ違いますよ!全然!(驚) |
永井 |
私が思う浮気っていうのは、相手がそれを考えただけでも許せないんです。
例えばその“電話番号を聞く”という行為じゃなくて、
その人の心の中に、私以外の誰かが心に浮かんだら、
それはもう、そこから浮気なの。 |
ユースケ |
うんうん |
永井 |
反対に言うとその1番キツイ“何度もエッチ”というような行動が
あったとしても、
心の中は私しか想ってないのであれば、
それは、もしかしたら浮気とは言えないのでは、ないのだろうか?って |
ユースケ |
じゃあ、それは許せるという事ですね? |
永井 |
許せない! |
|
<一同爆笑> |
ユースケ |
許せないんでしょう!
だって、何度もエッチですよ。 |
永井 |
それを許せたら・・・
でも、そこまでサバけてないんだな |
佳乃 |
じゃあ、もうちょっと戻ったりするんですか?
(“何度もエッチ”からレベルが軽い方に) |
永井 |
う~ん・・・やっぱり、そこらへんですかね。
(“何度も飲みにいく”) |
ユースケ |
あ、なるほど。 |
永井 |
でも例えば、素敵な女性と何度も飲みに行って、
男を磨いてほしいなって
思う部分もあったりするわけですよ。 |
ユースケ |
あぁ、そういう、なんか酸も甘いも嗅ぎ分けた女性に学ぶというか・・・ |
永井 |
そう、その一方で私もいろんな人と飲んだり(笑)
・・してもいいかなって。 |
ユースケ |
それ、バーターじゃないですか!?
そういうのをバーターと言うんです!! |
|
<一同爆笑> |
佳乃 |
美奈子先生は浮気されてしまった事はありますか? |
ユースケ |
これは聞きたいですねぇ、先生。 |
永井 |
すごいストレートやな!(笑)
わかっちゃうんですよ、私、浮気が。 |
ユースケ |
どういうふうに、わかるの? |
永井 |
なんか、電話がかかってきて、その話し方だけでも、「あ!あやしい・・・」って。 |
佳乃 |
ふ~ん |
永井 |
長く話してるのは心配ないの。
「あ、ゴメンちょっと今仕事だから」プチッ!
これが一番怪しいね |
佳乃 |
そうなんですかぁ・・・。
じゃあ彼が浮気してるって発見した時に先生は
どうなさるんですか? |
永井 |
やっぱり自分の感情としてはスゴク怒ってる。
でも、その怒ってる感情とかやめてっていう感情をそのままぶつけても駄目だろうなって思ったんですよ。 |
ユースケ |
はい |
永井 |
私にもそういう経験があるから。ね。 |
ユースケ |
はい |
永井 |
だから、その彼女とデートする事がいいのか、
それとも、そのデートは辞めたほうがいいのかっていうのを彼の立場になって考えようと思ったの。
一生懸命。 |
ユースケ |
ほう。 |
永井 |
で、そう思った時にその相手の女の子がスゴイ純な女の子だったのね。
彼の事が好きで好きでしょうがない、ずっと憧れてたっていう娘と
彼はデートしてたの。
彼が本気だったらいいけど、たぶん遊びなんだろうなと思ったの。
それって彼女にとったって可愛そうじゃない。 |
佳乃 |
かわいそう・・・ |
ユースケ |
かわいそうだね、非常に。 |
永井 |
でしょ、傷つけたって事で彼も傷つくと思ったの。
だから真剣に話し合って、「それは、やめたほうがいいと思う。今回は」って話をしたの。 |
ユースケ |
ええ、でも美奈子先生みたいにね、そこまで冷静に考えてそういうふうにするっていうのは、なかなか出来ないですよ。
佳乃くんは浮気されたっていうことは、あるのかな? |
佳乃 |
う~ん、私ねぇ分からない。
気が付かないかもしれないんですよ、そういうのあんまり。 |
ユースケ |
それ、いつもポワーッとしてるから?
ポーッとしてるから判らない?
そういうことなのかな? |
|
<一同爆笑> |
ユースケ |
例えば横でだよ、携帯かなんかで・・・ |
佳乃 |
でも人の電話って聞いちゃ悪いから、人が電話を隣でし始めると、
聞かないようにします、なるべく。
それが女性であれ男性であれ。
|
ユースケ |
それは、なに?部屋出ていくとか、
例えば横で「あぁ~」って耳抑えながら言ってたりするの?
|
|
<一同爆笑> |
佳乃 |
いやいや(笑)「あ~」とは、やんないですけど、
でも部屋出ていったり、
出ていけない場合だったら、聞かないようにテレビ見るとか・・・
私結構、本とか読み始めたりテレビとか見ちゃうと、すごく集中しちゃうんで人の話、聞こえないんですよ。
だから、かってに聞かなくなってるっていうのもあります。 |
ユースケ |
それはスゴイですよね、気付かないっていうのは・・・ |
永井 |
ねぇ、
私なんかダンボになっちゃう |
|
<一同爆笑> |
ユースケ |
普通そうですよね!! |
佳乃 |
ところで先生にとって、まあ、難しいと思いますけど、理想の恋愛っていうのは? |
永井 |
う~ん、そうですねぇ、私がず~と憧れているのはジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんの関係・・・
まあ実際のところ、お会いした事ないので分からないんですけど・・・
ジョン・レノンがねアパートの前で射殺されて、その殺されてしまう直前に一緒にラジオのインタビューに答えているんですよ。 |
ユースケ |
うん!うん!うん! |
永井 |
でヨーコの方は
「私が先に死ぬ。あなたに先に死なれたら私はもう生きていけないから」って言ったら、
ジョンが「そんな事は絶対できない。君がいなければ僕は生きていけないから、僕が先に死ぬ」ってお互いで言ってたんですよ。 |
ユースケ |
あら |
永井 |
そんな、殺されるなんて分からない直前にね。
そういう関係でいられたらいいなぁと、お互いが・・・ |
佳乃 |
う~ん。ちょっと書いとこ。 |
|
<一同笑い> |
ユースケ |
書いとこう!ジョンとヨーコって書いとこう! |
佳乃 |
ジョンとヨーコ。ああ、いいねぇ〜。 |
ユースケ |
あと、カッコ、マザーって書いとこうな! |
佳乃 |
マザー? |
ユースケ |
いや、いいから、いいから。 |
|
<一同大爆笑> |
佳乃 |
それでは先生、浮気はどこまで許せるのか?許されるのか?もう一度、お答えを頂いてもよろしいでしょうか。 |
永井 |
浮気は考えただけでも浮気です。
だから許しません。 |
佳乃 |
よかった。 |
永井 |
でもね、自信はないんだ。 |
佳乃 |
えっ? |
永井 |
私が・・・(爆笑) |
ユースケ |
こっちが、ついていけないですよ!! |
|
<一同爆笑> |