木村佳乃(以下、佳乃)
ユースケ・サンタマリア(以下、ユースケ)
賀来先生(以下、賀来) |
佳乃 |
それでは先生、授業よろしくお願いします。 |
賀来 |
お願いそます。 |
ユースケ |
待てよー!!まず、オレに任せて。
そう、「カテキョチェック」をお2人にやってもらいたいんですけれども、これはテレビの前のみんなも一緒にやってみてくれー。
それじゃあ、VTR、ニュースジャパン!? |
VTR:カテキョチェック
『恋人への尽くし方は?』
恋人にしてる or してあげたい項目に○をつけて下さい。
1.モーニングコール
2.下着を買う
3.公共料金の支払い
4.風邪の看病
5.出かけた時の手作り弁当
6.いってらっしゃい、お帰りのチュー
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ユースケ |
まず、佳乃くんの方から見せて下さい。 |
佳乃 |
ジャン!(フリップを出す)
佳乃の結果:○→1番、4番、5番、6番 |
ユースケ |
モーニングコール、してあげたい。
あと、風邪の看病、手作り弁当作ってあげたい、いってらっしゃい、お帰りのチュー。
これは意外でしたね。 |
佳乃 |
憧れですけどね。
実際となると恥ずかしいんで・・・ |
ユースケ |
本当は、「お帰り、チュ!」とかしてんだー |
佳乃 |
いやいや
(と言って、フリップでユースケの頭をパーンと叩く) |
ユースケ |
なんで、頭叩くの!!
結構多かったですね、○が。
それでは、さあ先生、見せて下さい。 |
佳乃 |
うっ、はい。(フリップを出す) |
ユースケ |
こういう形です。
賀来の結果:○→1番、2番、4番、6番
出かけた時の手作り弁当、これは×になってますけれども・・・ |
賀来 |
これはですね、うちの場合、お互い俳優同士なんですよ。
それでー、ロケ弁当がねー |
ユースケ |
毎回、毎回、ロケ弁です! |
賀来 |
もう、朝、昼、夜、夜食。 |
ユースケ |
全部、ロケ弁でございます。 |
賀来 |
だからね、あったかいものを食べたい、というのがあって、
これ、いかにもってことなんですけど。 |
ユースケ |
いやでもねー、本当分かりますよ。 |
賀来 |
そこまで、お弁当にしなくていいだろ、と思って。 |
ユースケ |
あったかいもん、食いたいですよね、とにかく。
実はですね、このチェックには裏コンセプトというものがありまして、
○が多い程恋人に尽くしている、という訳ではないんですよ。 |
佳乃 |
エー |
ユースケ |
それでですね、これは何かと言いますと、
(フリップのめくりをはがして)
こういうことになっております。
上の3つ(1番、2番、3番)が、男性側が女性からやって欲しくないこと。
下の3つ(4番、5番、6番)がやって欲しいこと、それのベスト3なんです。
これは、20代、30代の男性に聞いたアンケートの結果なんですけれども、
「モーニングコール」だとかやめて欲しい、と。
恋人がお母さんになってしまうのが嫌だ、と。
そこまで身の回りの世話を焼かれたくないんだ、と。
俺なんかは、この上の3つ全部やって欲しいですけどね。 |
賀来 |
でも「モーニングコール」がやって欲しくない事、っていうのはわりと意外ですけどね。 |
佳乃 |
意外ですねー |
ユースケ |
これは、普通じゃないですか。
ま、人によると思うんですけど。
僕なんかは全然して欲しい。
してくれないと起きれないんで。
じゃあ、よっちゃん!(笑)
今日の問題を先生にぶつけよう。 |
佳乃 |
今、すごい目がすわってて恐かったですよー、
「よっちゃん」って言った瞬間。 |
ユースケ |
ちょっと照れくさかったから。 |
佳乃 |
今日みんな目がすわりますね。 |
ユースケ |
誰の事言ってんだ、みんなって。 |
佳乃 |
いや・・・河野さん(当番組のディレクター)!? |
ユースケ |
河野さんって、それディレクターじゃないか!! |
佳乃 |
そう。 |
ユースケ |
今、この画面に写真出して欲しいよ、この辺に。
髪の色がころころ変わる方なんですけどね。 |
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<一同爆笑> |
佳乃 |
さて、ズバリ、尽くす女は喜ばれるのでしょうか。
先生の説を聞かせて下さい。 |
賀来 |
はい。私の説はですね、
尽くしてあげると思ってはダメ。
相手の気持ちを考えて、ちょっとかまってあげるようにすれば喜ばれる説。
ちょっと長いですね、これ。 |
ユースケ |
長いですねー。 |
佳乃 |
具体的に言うとどういう事なんですか? |
賀来 |
「尽くしてる」時期、例えば、寝ないで夫の帰りを待つ、っていうね、そういう時期も確かにあったんです。
本当に新婚当時はそうしてて、でも結婚生活の蓄積で、自分に女優という仕事があるという事から、あと彼の方も「遅くなるから先に寝てろよ」みたいなことになっていって、そんなんでかえってその方が男性も楽かな、と思うようになったんですね。
だから、先に寝たとしても、メモをね、残すんです。
自分の気持ちを伝えておきたい、というのもあるし、男の人もちょっと知っておきたい、っていうのもあるんじゃないか、と思って。
だから『明日は「恋愛の家庭教師」の収録です』とか書いちゃって。 |
ユースケ |
昨日? |
賀来 |
そう昨日。 |
佳乃 |
えーうれしい、なんか。 |
賀来 |
『捨てていいものは言ってください』とか。
それはちょっと内々の話しなんですけど。
そんな風に、メモをね、書いて、結構残すようにしてるんです。
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ユースケ |
それは、本当にそれだけでうれしいんですよ、その心遣いが。 |
賀来 |
うちの旦那さんは、非常に気持ち、本当の気持ちで動くっていう事に厳しいんですよ。
優しさに対して厳しい、というかね。
だから、本当の気持ちで尽くす、それも押し付けがましくなくね、
自分が本当にそうしたいし、自分は自分の気持ちを知って欲しいし、それでコミュニケーションがとれればいいな、って思ってるんです。
だから、その手段が携帯電話の時もあるし・・・ |
ユースケ |
素晴らしい!
もう、俺、不倫でもいい!!!
嫁さんを見つけました、また。 |
|
<一同大爆笑> |
ユースケ |
ところで、ちょっと小耳に挟んだんですけれども、
昔から3歩後ろに下がって、さりげなく男を立てるタイプなんだ、
と、ある筋では有名な話なんですけど。 |
賀来 |
また、そうやって!!
どの筋からなんだ、っていう。 |
ユースケ |
コネクションから聞いたんですけど。 |
賀来 |
うちが普通のサラリーマン家庭で、
父のお給料袋を、母が「どうも」と受け取る、っていう感じだったんですね。 |
ユースケ |
給料日に「おい」って言って、スッとお給料袋を出して、お母さんが「ご苦労さまでした」と。 |
賀来 |
そう。
だから、何となくそれに憧れる、ってうちの旦那さんに言ったんですよ。
結婚前だったかなー、結婚してからだったかなー。
だから、今はお給料袋を「はーい」って渡されて、
「伸くん、どうも今月もご苦労さまでした」って言って、それから彼のおこづかい分、生活費、っていう感じなんですよ。 |
ユースケ |
えっ、それは「伸くん」からもらってるんですか? |
賀来 |
そうですね。 |
ユースケ |
えー。
でも今ってね、普通銀行振り込みじゃないですか、給料ってね。
今は給料袋にズボッってお札を入れて、「ハイ」って言うのはあんまりないでしょ。 |
賀来 |
そうですよね。 |
ユースケ |
それはどうやってるんですか? |
賀来 |
いえいえ、お給料袋に入ってますよ。
???アレ・・・は、彼が事務所に言ってくれたのかな・・・?? |
ユースケ |
そうでしょう!!多分。そうですよー |
賀来 |
そうかなあ。
どうもすいませんね、お手数かけちゃって。
でも、そうかあ!! |
ユースケ |
先生がそう言ってるから、事務所の方に言って、旦那さんがそうしてもらってるんじゃないですか? |
賀来 |
何にも分かってない。
全然尽くしてないじゃないですか、ねぇ!! |
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<一同爆笑> |
ユースケ |
でも、ちゃんと「ご苦労さまでした」と、やるんですね。 |
賀来 |
そう。
「どうも今月もご苦労さまでした。
どうもありがとう。
来月もがんばってね」って言うんです。 |
ユースケ |
佳乃くんはどうなんですか?
結構世話好きな気もしなくはないんですけど・・・ |
賀来 |
だって、絶対お嫁さんにしたい女優さん、でしょ? |
佳乃 |
うわっ。(嬉しそう) |
賀来 |
可愛らしいし。 |
ユースケ |
そういうランキングの、上位に、一位になったりしてるし。 |
賀来 |
でしょー。 |
ユースケ |
でもね、俺一緒にドラマやってるんですけど、
みんなで一緒に飯を食べる時にね、サラダを持って来てくれたんですよ。 |
佳乃 |
あーあー。ははははは。 |
ユースケ |
それが、ドレッシングかけすぎて、辛かったんだけど。
でもね、そういう一面を見る事があんまりなかったので、こういう仕事でばっかりだったので・・・
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佳乃 |
だって、ユースケさんもアレじゃないですか。
ねえ、いいじゃないですか、そんな。
恥ずかしいから言わないで下さいよ。 |
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<一同大爆笑> |